スポーツ外傷・障害の基本的応急処置2 スポーツ外傷の特徴

一般的によくみられるスポーツ外傷の特徴

急性炎症で見られる5徴候(炎症の五徴)

発赤(はっせき・ほっせき)

患部(皮膚)が赤みを帯びること

腫脹(しゅちょう)

患部の炎症などによって身体組織の一部分が腫れあがること

熱感(発熱)

患部の炎症により血管が拡張、患部の周りの血流が一時的に増えてその部分に熱を持つ状態のこと

疼痛(とうつう)

ズキズキうずくような痛み

機能障害

組織が正常に働かないことによる、関節可動域の異常・筋力低下など

急性外傷と慢性外傷の処置の違い

急性期における処置はRICEを基本に行い、すみやかに医療機関を受診してください。
処置が早ければ早いほどスポーツ活動への復帰も早くなります。肉離れなどは予期することはほぼ不可能なため、スポーツを行っている以上避けて通ることはできません。すみやかな処置をすることが重要になります。

慢性外傷はその原因はケア不足によるオーバーユース(いわゆる使いすぎ)によって起こる筋肉への血流不足・筋力不足・関節の詰まりなどがあります。
その予防方法として物理療法(超音波や低周波治療器など)・マッサージ・鍼灸・ストレッチなどを治療院や整形外科などの医療機関で行う方法、またアイシング・ストレッチなど自分でできるセルフケアなどがあります。
その目的のほとんどは筋肉や関節の血流改善にあり、また肉離れや捻挫などの受傷後のリハビリの一環として行うこともあります。

セルフケアによるアイシングの意義

ケアとして行うアイシングは急性外傷のアイシングとは違った意味合いを持っています。練習を行うことで少なからず身体のどこかにダメージを受けます。
例えば練習中や終わった直後に痛くても、家に帰ったら痛みがなくなっていた経験がある方もいるかと思います。
これは身体から何らかのサインが出ているためで、そのときにアイシングを行うことによって、痛みが継続して起こる可能性を低くすることができます。
その理由として、冷やすことによって微少に出る発痛物質を抑えることができること、アイシングによる極度な血管の収縮後、反射的に起こる血管の拡張を利用してより多くの血液が流れることで疲労物質をより早く取り除くことができます。

アイシングを行うタイミングは練習直後が理想ですが、帰宅後に夕飯を食べながらでもかまいません。その後入浴することにより血管の拡張が更に増し効果も大きくなります。

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